JARECは不動産の専門家「不動産カウンセラー」「不動産戦略アドバイザー」を育成する、NPO法人です。

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2022 01/06
お知らせ
年頭のご挨拶

理事長 茂 木   泰

 

新年、明けましておめでとうございます。

2022年のスタートにあたり、当協会の会員の皆さん、並びに当協会の活動にご支援・ご協力をいただいております各分野の皆さんへ、新年のご挨拶を申し上げます。

昨年も、新型コロナウィルス感染症に翻弄された1年になりました。年が明けた現在も、オミクロン株が急拡大し、予断を許さない状況となっています。

当協会においても、昨年6月の通常総会はリアル開催を断念し、公開講演会・懇親会は中止とさせていただきました。また、事業承継支援事業や視察研修会は延期となり、各種研修会も会場での受講は人数をごく限定したものとさせていただきました。

一方で、新型コロナはデジタル化の進展を促し、働き方や住まいの多様化も定着しつつあります。また、デジタル化の反面、face to faceで人と出会い、交流することの大切さを再認識させるものとなりました。

当協会においても、総会や理事会・常務理事会はオンラインでの会議となり、研修会もリアルとオンラインとを併用したハイブリッド開催が定着してきました。年末放談会もオンラインで開催させていただきました。

これは、全国に多くの会員を擁する当協会にとってはプラスの面も多く、全国の会員が物理的な距離を超えて一堂に会することができるという効果は大変大きいものがあります。

当協会は、不動産鑑定士をはじめ弁護士、公認会計士、税理士、宅地建物取引士等の国家資格者及び多様な不動産の専門家からなる不動産の専門家集団で、全国におよそ350名の会員を擁しています。

数はまだまだ少ないですが、このような多様な資格者や専門家、多様な業種の法人会員を擁する全国組織で、なかなかユニークで優秀な会員が数多くいる大変面白い団体です。

ただ、こうした大変面白い団体であるにも拘らず、会員間の情報交換や人的交流が十分に進んでいるとは言えない状況にあります。こうしたユニークで優秀な会員どうしで協働すれば、大きな力になり、色々なことができるのに”もったいない”というのが正直な感想です。

時代のキーワードは「多様性」、他業界とのコラボレーションが求められています。

昨年度から、会員の皆さんの情報発信の場として「JAREC会員のひろば」と「年末放談会」を始めました。また、「ビジネスマッチングサービス」も始めておりますので、会員の皆さんには、オンラインツール等も利用して、是非、このような企画に積極的に参加していただき、できれば、主体的に関わっていただいて、人的ネットワークの輪も広げていただければと思います。

今年も新型コロナウィルス感染症の脅威は続いていますが、会員や各分野の皆さんの情報発信や情報交換等が一層進み、会員の全国ネットワークと総合力を結集することにより、不動産のプロフェッショナル集団として、これまで以上に社会の役に立てるよう取り組んでいきたいと思います。本年も引き続き関係各位のご支援ご協力をよろしくお願いいたします。

最後になりますが、皆さんの今年一年のご健勝とご活躍を祈念し、新年のご挨拶とさせて頂きます。

 

 

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