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2023 01/05
コラム
自己紹介と雑感

2023/01/05

vol.22


 

自己紹介と雑感

 


岩指 良和
不動産カウンセラー、不動産鑑定士
一般財団法人日本不動産研究所
総務部情報戦略室 次長

 

会員の皆さま、初めまして、こんにちは。
フリーテーマの『会員のひろば』に、なにを書くのか非常に悩んだ結果、自己紹介と自分の現状についての雑感を書かせていただきました。特に役立つ情報はありませんが、お暇であればご一読下さい。
それでは、改めましての自己紹介となります。「岩指 良和(いわさし よしかず)」と申します。肩書きに記載のとおり、日本不動産研究所に勤務して、情報システム部門で社内システムの導入・運用・保守業務を担当しています。
鑑定評価の業界では、鑑定評価額、査定価格等問わず結果は税抜きの表記となっているのは分かります。
では、鑑定評価等の手法を適用するに当たっての消費税の取扱いはどのようになっているでしょうか。
また、地価公示、地価調査の手法適用に際しても消費税をどう扱ってお出ででしょうか。

私の姓は音で伝えると大抵は「いわさき」と聞き間違えられます(1) 。お店の予約などでは面倒なため訂正せず、「いわさき」のまま通すことも多いのですが、「指原莉乃」(2) が有名になってからは、『「指原莉乃」の“さし”です。』と説明すると分かってもらえることが多く楽になりました。

私の出身地は岡山県の倉敷市(3)ですが、父の出身は鳥取県の西部、米子市の南にある南部町になります。ネットで検索すると「岩指」姓は全国に80~100人程度いるらしく(4)、うち鳥取県が30~40人と一番多いのですが、2番目が意外にも東京都の30人程度でした(5)。しかもどうやら台東区に住んでいるようです。いつか台東区在住の同性の方にお会いしてみたいです。
また、「岩指」でググってみますと個人の方も何名か検索されます。私の親戚がひっかかっていることもあります(私自身も引っかかることがあります)が、ほとんどは赤の他人です。今回この原稿のために検索結果を確認していくと、ある方の顔写真を見ることが出来たのですが、その顔は明らかに私との血のつながりを感じさせる顔立ちでした。もちろん、その方とは親戚でもなんでも無いのですが、ご先祖様は同じと確信できるほど似ていました(6)。何代前のご先祖様が同じなのか分かりませんが、遺伝とは面白いですね。

さて、上記のとおり、私は日本不動産研究所に勤務していますが、現業部門ではなく間接部門である情報システム部門に所属しています。もともと、鑑定評価業務よりもコンサルティング業務の経歴が長く不動産鑑定評価書(7)よりも調査報告書(コンサルティングレポート)を作成することの方が多かったのですが、ここ何年かは調査報告書の作成も行うことはなくなりました。運転免許証を持ちつつも実際に自動車の運転をしない方を「ペーパードライバー」と言いますが、私はさながら「ペーパー不動産鑑定士」となっている状況です。その状況に不満がある訳ではありませんが、ふと不動産鑑定士を目指した頃には考えもなかった現在の状況を不思議に思う時があります。

不動産鑑定士を目指し、めでたく取得した頃から二十うん年経ち、私は昨年(2022年)50歳となりました。論語では「50にして天命を知る」(8)という言葉があります。これは、「40にして惑わず」に続く文章ですが、「不惑」ほど有名でない印象があります。私自身は50になっても「不惑」の域にも達していません。果たして「知命」となるのは何歳になることか。

会社の定年まであと10年(9)。まさに節目の歳となりました。不動産鑑定士を志していた頃には考えもしていなかった業務に従事している現在ですが、この先、不動産鑑定士としてどう働いていくのか、改めて自分自身がどうしたいのかを振り返り一度しかない人生を楽しんで過ごしたいなあと思いつついつか「天命」を悟りたいものです。
それでは最後までお読みいただきありがとうございました。コロナとインフルが流行しておりますが皆さまご自愛ください。


(1)単に私の滑舌が悪いせいかもしれません。
(2)芸能人、元AKB48・HKT48・STU48のメンバー。
参考:「指原莉乃」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』。
2022年12月18日 (日) 18:38 UTC、URL: https://ja.wikipedia.org
(3)高校まで過ごし、大学入学時に上京しました。
(4)参考:「名字由来net」およそ80人、URL: https://myoji-yurai.net/。
「日本姓氏語源辞典」約90人、URL:  https://name-power.net/。
「いい名前ねっと」約100人、URL:https://enamae.net/。
(5)私は東京には住んでいないため含まれていません。
(6)驚きました。なお、妻に見せると爆笑しました。
(7)ここでの「不動産鑑定評価書」は「不動産鑑定評価基準に則った鑑定評価」によるものであり、不動産鑑定評価基準に
則らない「価格調査報告書」は含みません。
(8)「論語・為政」「子曰、吾十有五而志乎学、三十而立、四十而不惑、五十而知天命、六十而耳順、七十而従心所欲不踰
矩」の一節。「50歳になって、天から与えられた自分の使命を悟るようになるということ」。これから50歳のことを
「知命」という。
(9)65歳まで再雇用で働けば15年。ただし、独立開業すれば引退するまで無期限。


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